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女性(57歳)

【1】治療を受ける前、困っていた事、不安、心配について
・ 歯が静かに抜け落ちた
・ 歯ぐきの腫れ、出血(下前歯は歯周炎症が短期的に繰り返されていました)
・ 口臭が増してきた
・ 歯のぐらつき(大好きなおせんべいが食べづらくなり、食べ終わると口の中全体、アゴまで重くなりました。)
・ 歯が全体的に緩んできた感じがして、特に上前歯が出っ歯になり隙間もできた。
・ 朝起きた時だけでなく、日中にも口が粘つく。
・ これらの状態では、入れ歯にするしかない(前にかかった歯科医の発言)と心配が大きくなってきた。
・ しかし、生活習慣が招く病気という認識もありここまで放置したことを、尋ねた歯科医に叱責(実際に体験しました。)されるのではないか、又、恥ずかしいという気持ちがあり、どこの歯科へ行けば良いのだろうか、ひたすら不安な日々が続いた。

※ どこの歯科へ、どこの先生が良いのだろうか、パソコンが当ときは使えず、情報量も少なかったので、本屋さんを巡り、深田先生の『女性のための歯周病講座』に出会いました。

「組織が悪化する秩序」その秩序を壊すような治療も必要、そして自分の自然治癒力を最大限に引き出すことに重点を置き、骨再生を図るという点、理論的な説明、実は難しいことはよくわからなかったのですが、他の本を読んだときには感じられなかった力強さ、人間全体をみている包容力を素直に感じました。

歯医者さんは怖い!を忘れる位「この先生だわ!」と思いがストンと腑に落ちたのを、14年前のことですがよく覚えています

【2】治療、ブラッシング指導を受けてみて
(初診)
・大まかな治療方針の説明
・ 前は炎症部のみレントゲンを見ての説明。「骨は半分位まで溶けているが、それほど動揺などの症状がでていないのは、自己流ながらブラッシングの効果と思われる。以後、適切なブラッシングを続けていけば健康状態も良さそうなので、骨再生にたどりつけるでしょう。今後は、ブラッシングが生活習慣ではなく治療になります」と。これまでの放置を叱られることもなく、歯科へ通院することを覚悟し、必死で始めまた自己流ブラッシングをそれなりに認めてくださり、「ブラッシングが治療」という、とても納得の表現で安心感が広がりました。

(2回目)
・ 初診時に撮ったレントゲンやスライド写真等々を使っての治療内容の説明。又、それらの資料をコピーし、持ち帰るなど今まで経験のないことでした。

※ 上記2回の通院で、自分の口腔内で何が起きていたのか、現在どうなっているのか、これからどう治療が進むのか、具体的な資料と共に丁寧な説明が行われ、大きな希望を持つことができました。

(ブラッシング指導)
・ 以前かかった歯科とは全く違うものでした。
・ 歯ブラシは先生が患者の為に作った物など、段階に応じて使い分けしていきます。
・ 治療スタートときは柔らかいK−0から、それまで市販の歯ブラシでゴシゴシする事に慣れていたのでK−0はフワフワと雲を掴むよう、症状が逆行するのではないかと不安になり、つい力が入ってしまいます。そのため、潰瘍面がこすれ腫れてしまうこともありました。そんな時、力をうまく抜く事を指導してくれました。
・ 歯周ポケットの深さ、動揺などの検査をしての適切な指導。
・ 治療は次々にルートプレーニング、暫間固定、根管治療と行われ、毎回ブラシの先が入っているか、磨きにくい所にもきちんとブラシが届いているか、1本1本に歯科衛生士さんの厳しいチェックが入りました.
・ ワイヤーが入るとその下に歯石がついたり、しっかり磨いているつもりでも失望することも多々あり...。そんな時もしっかりイメージトレーニングをして、精進することを教えてくださいました。

(治療が始まり)
・ 治療時間は、次々予約を入れてもらい進みました。わずか10日程で歯肉が少しずつ弾力を持ち始めたことがわかり、驚きました。
・ わずか1ヶ月目に大きな変化がありました。歯間の隙間が閉じた箇所があったからです。歯の移動がこんなに早く起きるんだなと、先が明るく感じられました。
・ 毎回、経過の説明を先生がしてくださるので安心できました。

【3】治療後の生活について
・ 夫婦でフカダデンタルクリニックに通い、14年が経ちました。私は60%溶かいの重症、夫はさらに酷い重症でした。でも、自分の歯を失わずに現在に至っています。ゆらゆらと動いていた歯も、今はしっかり歯茎から立ち上がっています。14年前の口腔状態とは天と地ほど違います.当時の辛さを思い出せない程、今は固いものも美味しく食べることができ、不安な気持ちが少しもありません。とはいえ、どこに行くにも歯ブラシは持参し、ブラッシングは怠りません。忙しさを言い訳に、ブラッシングを手抜きしてフカダデンタルクリニックに行くと「手抜きバレバレですね」と、先生にすぐ見破られてしまいます。
・ 自分の大切な歯を、重症の歯周病にしてしまうような横着な私でしたが、歯周病患者を救いたいという情熱と高度な知識、技術をお持ちの深田先生、スタッフの方々に支えられ、歯みがき習慣をしっかり身につける生活へと変化できたこと、何よりの自信に繋がりました。


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