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歯周病について

歯ぐきが細菌に侵されることで発生歯周病
虫歯の発生は、歯のエナメル質が虫歯菌に侵食されることから始まりますが、歯周病の原因は歯を支えている歯周組織が歯ぐきから細菌に侵されることで発生します。歯周病は大きく分けると、歯周組織を取り巻く外部要因と、歯周組織を構成している身体自体の問題、すなわち内部要因に分けることができます。

外部要因
外部要因の大きなものとしては、歯ぐき部に異常に付着した細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)、多量の病原細菌です。そのほかにも歯が生えている位置の問題などもあります。

内部要因
内部要因にはその人の持っている体質が含まれます。歯周病に対する抵抗力がもともと遺伝的に弱い人もいます。また全身的な疾患と関わる場合、特に糖尿病腎臓病などが典型的な例です。

歯周病とストレス
歯周病の原因を外部と内部の二つに分けましたが、実はもうひとつ重要な要因があると当院は考えます。それは「ストレス」です。過度なストレスが免疫力を低下させ、歯周病治療をしていても快方に向かわないといったこともあるのです。

急激な歯周ポケットの消失体験
ある患者さんのお話です。その方は30代で毎日仕事に追われる生活していました。定期的に来院されていたのですが、一向に歯周病は良くならない状況でした。しかし、ある時から二週間ぶりに来院されたときに、明らかな歯周ポケットの改善が見られました。

話を聞くと、会社を辞めたとのこと。その時のスッキリとした表情は今でもしっかり記憶として残っております。気持ちや心が歯周病と関わっていることを実感する事例でした。

歯周ポケットについて
歯肉の炎症が進むと歯肉や歯根膜が歯根からはがれて谷間ができますが、これを歯周ポケットと呼びます。このポケットにプラークが溜まってしまい炎症を起こすのが歯周病です。


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