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医院理念:「知・情・意」~人間が持つ3つの心の動き~

理念

「知」とは
理念学術性、科学性、知識、知恵などに相当する領域を意味します。歯科医療における「知」とは、歯科知識、研究、研鑽、技術などにあたります。知識は正しい治療を導き、研究や技術はその正しい治療を達成させるのに不可欠なものです。

日々、進化する歯科技術。もちろん、最新の医療機器も大切ですが、最後に患者さんを完治へ導くのは歯科医自身の手による技術。間違っても、治療技術が自己目的化してはなりません。常に全ての知識、技術は患者さんのためにあることを忘れず、私たちは日々の研鑽を繰り返し、正しい知識と技術をもって、患者さんと共に歩んでいきます。

「情」とは
理念絆、情愛、感情などに相当する領域を意味します。歯科医療における「情」とは、患者さんとの間に育まれる信頼関係や絆などに当たります。当院に来院される患者さんの多くは、歯周病治療や根管治療の難症例を患う方が多く、最後の駆け込み寺として訪れます。今までのうまくいかなかった治療の経験から、治療に対し猜疑心を持っている方が多いのも特徴のひとつです。

そのような患者さんを完治させるには、歯科医一人だけでは決してできません。たとえ、最高の技術と知識を持っていたとしても無理だと断言できます。ここで大切なのは、患者さんと共に完治へ続く道を歩んでいこうとする心情なのです。治療は1~2年におよび、とても長い期間となります。その期間を一緒に乗り越えていくためにも、確かな信頼関係を築き、共に回復へ向かう努力が不可欠なのです。そのような関係性から導かれた「完治」は、となってより深いつながりへと昇華します。うれしいことに、当院には、そのような絆でつながっている患者さんが全国各地におります。そのような方々との絆はもちろん、新たな患者さんとの間にも、絆を育んでいけたらと思います。

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「意」とは
理念意識、決意、信念などに相当する領域を意味します。歯科医療における「意」とは、どんな難症例に対しても決してあきらめない断固たる意志が、それに当たります。例えば、目の前にいる患者さんが難症例の方だとしたら、自分では手が負えないと言って、その方への治療を施すことなく、見放してしまうのは正しい歯科医の在り方なのでしょうか。だとしたら、なんのための歯科知識や研究、技術なのでしょうか。もし、そうなのだとしたら、それはすごく悲しいことです。我々は、難症例だからといって決してあきらめず、己の持つ知識と技術を総動員し、患者さんとともに完治を目指します。難症例だからといって、歯科医に匙を投げられた患者さんが当院を頼ってくれたのであれば、最後の最後まで決してあきらめることなく治療をさせていただきます。そして、完治後には共に喜びを分かちあいましょう。

「知」「情」「意」、これが理念です
「知」「情」「意」、どれひとつ欠けることなく、治療に取り組む。これが当院の理念です。この理念のもと、重度の歯周病や根管治療の難症例で悩み苦しむ患者さんを、一人でも多く快方に向かって共に歩んでいけたらと考えております。

はじめに人ありき、医療であれば患者ありき
歯科医のために患者さんがいるのではありません。患者さんのために歯科医が存在する。とても当たり前のことですが、この姿勢を当院は決して忘れないことを誓います。そのようなことを強く意識する姿勢が、患者さんとの信頼関係を育んでいく上で常に意識しなければならない大切なことなのです。

何のための歯科技術か?何のための医療機器か?常に自らに問いかけ、決しておごることなく患者さんと向き合っていきたいと思います。


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